今、過去の日記をデジタル日記化しようと、古い日記から順次、日記ソフトに入力し始めている。
先日から1971年の正月の分にさしかかったところだ。
1971年1月1日
・・・・・・久しぶりで和服を着て皆で写真を撮る。○○(長男の名)もお年玉をやったら喜んでいる。
「毎年正月になったらニューフェースの赤ん坊がいることになったわね。」とママが話して笑う。
良い日和でのんびりと落ち着いた正月である。・・・中略・・・
小説「坂の上の雲」を深夜までかかって読み進む。・・・・以下略・・・
・・・・・・略
・・・・・・略
1971年1月3日
・・・・・・昨夜から今朝三時まで「坂の上の雲」を読み続ける。日露戦争当時、明治中期の日本人気質がよく描かれていてしかも歴史的な諸事情が細かく述べられ、面白くて仕方がない。・・・・・・以下略・・・・
「坂の上の雲」はその前年の1970にかけて確か産経新聞だったと思うが連載されたものが文芸春秋社から単行本で全六巻として発行されたものだった。
司馬遼太郎の作品は好きで読んでいたのだが、「坂の上の雲」はこんなに面白いとは思わず買ったのだったが、次々と六巻とも一気に正月に数日で読んでしまったことを思い出している。
十数年前、我が家のリフォームを何回かしている時期、書斎の部屋を変えるたびに、多くの本の処理に往生し、棚の場所を多くとったり、重かったりする本から処分したのだがその際「坂の上の雲」も心の迷いを覚えつつ処分してしまった。
その後、妻から『読みたかったわ、「坂の上の雲」はとっておけばよかったのに・・』と言われたことがあった。
ところが一昨年からNHKで「坂の上の雲」が毎年末に数回づつ三年間わたって放送されるようになり、妻からはまたまた言われてしまっている作今である。
今年も今またその時期で・・・・。「ああ!とっておけばよかった・・・」
先週のNHK放送分は私は東京へ行っていて(親友や上記の長男とその子(孫)にも会ってきたのだが)見なかったが、妻は「戦争シーンばかりで本ももう(読まなくても)いいわ」と言っていた。
きょうは所要で梅田に行き、ヨドバシカメラからジュンク堂書店に寄ったら、「坂の上の雲」が全六巻並んでいた。よほど「買おうか」とも思ったのだが、やや「悔しい!」感じがするし、「あの話は俺の頭の中にあるからいいや!」ということで買わずに帰ってきた。
その代り今年の夏に買った「挿絵で読む坂の上の雲」という産経新聞社取材班による著作上下二巻を読んで観てるからいいのだ。
それにしてももうあれから四十年経ったのか・・・いろんな感慨一入である。
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